一枚板たち7/12

もうすぐ職人町DAYTONAの1番メインの顔だった大きな一枚板が新店舗、栄町へ移動します。
今回はこう言った移動のこともあり、たくさんの常連様が頻繁に顔を出してくださるようになりました。皆さんにとっては、移転というのは他人事のはずですし、職人町のDAYTONAがなくなろうと寂しさなり切なさなり正直どうでもいいことかもしれません。それでもこのように足を運んでくださり、職人町のDAYTONAがモヌケノカラになっていく様子を一緒に見てくださる、一緒にウイスキーを嗜みながらのほほんと共に過ごしてくださる、そんな常連様に本当に感謝しかありません。

マリッジブルーを経験したことはありませんが、そんな気分なんです。
ここで育って、ここで穏やかにBARのカウンターを眺め、優しさで溢れたお客様に守られてきました。ここのDAYTONAの雰囲気と場所が大好きで、誇りと自信に溢れていました。
目と鼻の先に移転するだけですし、新しいDAYTONAの始まりだなんて、こんな素晴らしいことはありません。それなのになぜか、ワクワクと共に切ない気持ちと不安がたくさんよぎります。

akoさんの思い出の場所となる職人町DAYTONAですが、BARをバックに自分の記念写真を撮っておけば良かったと今更思ったり。

一枚板もショーケースも、半分程度のウイスキーも今週末で移動となりますので、
またDAYTONAにご来店いただける際はすごくシンプルな店内をそれはそれで堪能していただけることでしょう。
移転、閉店、開店までにカウントダウンが始まりました。
完璧な状態でのオープンは多分無理だと覚悟しておりますが、一生懸命努力しますので、温かいご声援、見守りをお願いしたいと思います。